YMS Scalperの95%勝率は本当なの?

YMS Scalperという海外の勝率95%というスキャルピングシステムがあるようですので、早速ダウンロードして検証してみました
結果を先に言いますと勝率95%には疑問符ですが、勝率は決して低くは無いです
1時間足でのトレードを推奨している事も起因していますが、5~10ピップスを獲得するのはYMS Scalperでは容易と判断出来ます

■通貨ペア 特に指定は無し
■取引時間 24時間
■時間足 1時間足

YMS Scalperの構成

YMS Scalperの構成は、メインチャートに表示されるサインとサブチャートに表示されるオシレーターの2種類になっています

YMS Scalperの構成

サブチャートのオシレーターは数値の設定からストキャスティクスをベースに作られていると推測できます
ただし、通常のストキャスティクスと違う部分もあります
論より証拠という事で、下記の画像で違いを見比べてください

ストキャスとの違い

上がYMS Scalperで下がストキャスティクスになります
ストキャスティクスの方が波形が大きく値動きに対して見やすいのがわかります
逆に、大きな時間軸で考えると、YMS Scalperの方が方向性を視覚的にわかりやすいです

メリットとデメリットはどんなトレードシステムでもありますので、善し悪しよりも使いこなそうとする方が良い結果が出るでしょう

YMS Scalperの取引方法

YMS Scalperの取引方法ですが、非常に簡単です
矢印に沿ってエントリーするだけですので、難しくはなく難易度は低いでしょう
下記に画像を合わせて見てみてください

サイン(矢印)は、ローソク足の確定(終値)で出ます
つまり矢印は1つ前に出ます

利確は5~10ピップスですので、FXブローカーによっては指値を置けないケースもありますので、その場合は成りで決済する必要があります

損切りは前の安値や高値の少し離れた位置となります
買であれば少し下、売りであれば少し上です

YMS Scalperのエントリールール

YMS Scalperの検証結果

大数の法則から考えて、ある程度のサンプル数が必要となります
通貨ペアを選ばないYMS Scalperですが、どこまでの通貨ペア数で検証するか悩みましたが4通貨ペアで100トレードの検証を行いました

使用した通貨ペアは、ユーロドル、ドル円、ポンドドル、オージードルです
各25回のサインですが、直近ではなくランダムな日時で検証しています

ルールとして10ピップスで利確、10ピップスに届かずに反対方向に戻った場合は同値撤退
損切りは前の高値や安値の5ピップス下に置きました
例外としてボラテェリティが高い場合は30ピップスで損切りとしました

こうする事により、リスクリワードは3対1になります
損小利大ではありませんが、現実的とも考えられます

〇ユーロドル
20勝5敗 62ピップスのプラス

〇ドル円
22勝3敗 138ピップスのプラス

〇ポンドドル
24勝1敗 210ピップスのプラス

〇オージードル
18勝5敗 2同値撤退 40ピップスのプラス

〇総計 84勝14敗 2同値撤退 450ピップスのプラス

実際のエントリーではサインが出てすぐにエントリーは出来ないですし、スプレッドは考慮していませんので、数字は悪くなると考えられます
それでも7割後半の勝率は出るという印象ですね

当然ながら利益をどこまで伸ばすかによって勝率は落ちる事になりますがリスクリワードは上がります
オシレーターは今回考慮していませんので、伸びしろがあるなと感じた場合は利益を引っ張る事を推奨します

YMS Scalperのダウンロードは上記より無料で出来ますのでご興味のある方はダウンロードしてみてください