順張りのエントリーポイントは一つしかない

こんにちは、しゅしゅです。
私が今までに教えた生徒さんにも言っていますが、「順張りのエントリーポイントは一つしかない」のです。
これは、私が唱える「FXの基本原則」の一つでもあります。

ただ、生徒さんには「順張りのエントリーポイントは一つしかない」という言い方ではなく、違う言い方で言っています。

順張りは、トレンドが付いている時であれば、何度もエントリーポイントはあるんじゃないかと考えますよね?
下記画像は48scalのチャートのユーロドルの15分足です。
〇印をつけている部分が戻り売りの頂点部分です。

※画像をクリックして拡大
優位性の高いエントリーポイント

この戻り売りの〇印は20か所あります。
一つのトレンドの中で、2か所48scalのサインが出ていますが、それは無視していただいて、どこが一番優位性が高いエントリーポイントかわかるでしょうか?
別にどこでも良いでしょって思う方も多いでしょうが、ファンダメンタルやユーロドルの価格を動かす事象を抜いたとしても、安定して長く勝てるトレーダーは、この中でエントリーするポイントは1つに絞り込めます。

それは、どんな時でも通用するのです。

勝てないトレーダーや成績が安定しないトレーダーは、「今日はボラが無い」とか「今日はチャートが汚い」とか「今日は動きが変だ」と意味不明な事を言います。
そういう日はありますが、そんな時はトレードをしないでテレビでも見ていたら良いのです。

月単位で負けない勝ち続けるトレーダーは、エントリーポイントが1つあったとしても、そこから別の通貨ペアも見ながら一つに絞り込みます。
私自身、月のトレード回数は35回から45回程度です。
絞り込む過程で、シナリオをたくさん作り、チャートに描画ツールで書きまくります。
そうやって絞り込んでいくのです。

それで、初心者であれば私が覚えて欲しいのはダウ理論です。
ダウ理論に全てが詰まっていると言っても過言ではありませんし、ダウ理論の意味をシッカリと意識していくことが勝利への近道となっていきます。

ダウ理論の6つの基本原則価格(平均株価)は全ての事象を織り込む
トレンドは短期・中期・長期の3つに分類される
主要なトレンドは3つの段階から形成される
価格は相互に確認される必要がある
トレンドは出来高でも確認される必要がある
トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する

今回の「順張りのエントリーポイントは一つしかない」と言うのは、ダウ理論の中の1つを(正確には複合的に理論が補完仕合う)深堀したものです。
シッカリとダウ理論を理解していくとエントリーポイントは20個の〇印から1つに絞れるのです。
もしも、その1か所が、別のダウ理論に当てはまらなかった場合は、エントリーポイントを変える柔軟性も必要になってきます。

そこまで来るとFX中級者から専業トレーダーとして大きな財産を築けるようになる事も可能になります。